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中国版911への不安

BBCを見ていたら、中国ではフランス製品のボイコットやカルフールでの買い物を控える行動が起きているようです。
フランスにおける北京オリンピックの聖火リレーに対するデモンストレーションやサルコジが開会式のボイコットを示唆していることに対抗しているわけですが、こういった行動に走る国民が少なからずいるということに、中国という国の危うさを感じました。
そのニュースでは「TVはTRUTHではない」だとか,「我々はポリティックでなくオリンピックを望んでいる」といったようなプラカードを持った中国の若者がデモンストレーションをしている映像も流していました。彼らはチベット問題の根本を知らないで、TVから流れてくる映像に過敏に反応してナショナリズムを燃え上がらせているのだろうと思います。
そこには残念ながら、問題の根本を知り解決を図ろうとする姿ではなく、感情に押し流され独善的に自己の主張をする姿しか見ることができません。
この独善的な集団を見て、どこかで同じようなものを見たことがあるように思いました。
冷戦後のアメリカがそうではなかったでしょうか。
多国間協調路線によって国際秩序の構築を目指すのではなく、国連などの決定よりも自国の利益を重視し単独で行動することが多く、国際社会からはユニラテラリズムではないかとの指摘を受けていたと思います。
そういった独善的なあり方がさまざまな国との軋轢を生み、結果として多くの犠牲者を出すテロを誘引したという見方もできると思います。
番組の中で、ロンドン在住の中国人の作家のコメントしていましたが、今の中国と国際社会の間には「建設的な対話」が決定的に欠けていると思います。

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