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男声合唱の魅力

友人の招待で、関西学院、上智、同志社、立教の各大学のグリークラブOBによるコンサートに行ってきました。
本当に心地よいひと時でした。

男声合唱なんてそんなに聞く機会がありませんが、声量の力強さ、迫力に最初から圧倒されました。
最初の演目では60人くらいの合唱でしたが、1階席一番後方に座っていた私のところでさえ、その肉声によって胸や腹腔が共鳴するかのごとく感じられるほどでした。
またソロの部分もありましたが、1人の肉声でもコンサートホール隅々まで響き渡る声で、すばらしかった。
英語やラテン語の歌は歌詞まではわかりませんでしたが、日本語の堀口大學や三好達治の詩の曲もありました。
詩の内容も相まってか、男声合唱の魅力は、優しく、でも、力強い声量にあるのだと思いました。
我々ならがなりたてるところでしょうが。やはり鍛えている方は違いますね。

最後は、4大学合同での合唱でした。150人くらいの方による合唱は圧巻でした。
高音と低音の掛け合いとかも迫力がありました。
一番後ろで聞いていてさえ、体の一つ一つの細胞に刺激が伝わるような声は、前列で聞いていたらどんなにすごかったんでしょうか。また、歌っている皆さんはどう感じていたのでしょうか。今度友人に聞いてみたいと思います。

アンコールで演奏された曲では、途中から指揮者が観客席の側を向いて指揮を始めました。
4大学合同のきっかけとなった先生を送る歌を観客の皆さんもご一緒に、というわけです。
私は歌詞を知りませんでしたが、周りの方は一緒に口ずさんでいらっしゃいました。
なにかとてもいいものを見せてもらった気がしました。
また、自分の内なる善良な部分が共鳴するというか、こういう芸術に感動できる部分があって良かったと再認識できるいい機会ともなりました。
じゅーろー、どうもありがとう。

ドーハは悲劇ではなかった

NHK BS1で放送された「ドーハは悲劇ではなかった」を見た。
当時のハンス・オフト元監督が日本を訪れ、関係者と対話するという番組だ。
50分の短い番組だったが、内容は濃いものだった。
ドーハ当時のキャプテン柱谷哲二、コーチの清雲栄純、浦和や磐田時代相手として見ていた遠藤保仁、なでしこジャパンを率いW杯優勝に導いた佐々木則夫、当時の川淵チェアマン、カズ。。
短い中にも1年半でW杯まであと1歩に迫ったプロジェクトを通して、オフトが伝えたかったこと、相手がオフトから得たもの、それらがちりばめられた、秀逸な番組だったと思う。

柱谷は、どんなときも手を抜くことは無かった。そこを見てオフトはキャプテンに指名した。
監督は人間観察のプロでもなければならないということだろう。

清雲は、ドーハの3日後、オフトから学んだコーチングの内容を詳細なレポートをまとめた。それをバイブルのようにして、その後の監督経験に生かしたという。

遠藤は、オフトが必要とするサッカー選手のあらゆる素質を持ち合わせているという。フィジカル、メンタル面、ともに。子どものころからドーハ世代のサッカーを丹念に見た遠藤は、オフトチルドレンといえるかもしれない。

佐々木は、オフトが指導の際に常に言っていた3line,conpact,triangleを実践した。そして、なでしこジャパンをW杯の優勝に導いた。

川淵は、オフトが日本選手が若くして海外に移籍し出場機会を失っていることを心配し、苦言を呈したことについて、それが課題になっているかまだ様子を見ているところだと述べた。しかし、自分のことのように心配しているオフトに対して、日本の一員だから心配してくれていると喜んだ。

カズは、当時オフトの指導に反発していた。自負もあったのだろう。でも今はよい関係を築いているようだった。
引退した後、コーチとして自分の技術を若い人に伝えるのかというオフトの質問を、カズはスペインに行って1,2ヶ月バカンスをすごすとはぐらかした。

93年アメリカW杯予選の敗退が決まった日、がっかりした日本人は多かった。
しかし98年日本はW杯に初出場、以降4大会連続で出場している。
またドーハで戦ったカズや中山雅史はまだ現役を続けている。

ドーハが、否オフトが日本に遺してくれたものは、意外に大きかったのではなかろうか。

昨年の総走行距離

昨年の年間走行距離は528kmと2007年に走り始めてからの過去最低の記録でした。

2007年 674.670km
2008年 1237.093km
2009年 872.518km
2010年 828.338km
2011年 527.998km

3月の震災で4月に参加する予定だったかすみがうらマラソンが中止になり、ほかにも大阪神戸などにも申し込みましたが抽選に外れ、フルマラソンは結局走りませんでした。
この当たりの影響があるのと、少し寒さに弱くなって冬季にワシワシ走らなくなったあたりが影響している気がします。

たったこれだけしか走っていないのにジョギングが趣味とか言ってていいんでしょうか。。。
今年はもう少しがんばります。。。

第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝

みつるちゃんに通っているうちに、FC東京のサポーターの方たちと交流するご縁があり、何試合か味スタに応援しに行っていたので、12月29日の天皇杯準決勝をみつるちゃんで観戦しました。
相手はセレッソ大阪。いわずと知れたJ1のチームです。しかし、この試合でも谷澤が決めたゴールを守りきり、1−0で勝利。勝利の美酒に酔いしれました。

もうひとつの準決勝は京都サンガ対横浜Fマリノス。終始押し気味の京都は2−1で勝利を決めそうな勢いでしたが後半ロスタイム4分の終了ぎりぎりに同点ゴールを決められ延長突入に。普通だったら追いついた方が流れをものにして勝ち越しそうですが、京都は高校3年生FW久保を投入、1ゴール1アシストの大活躍で結局4−2で勝利。
なんと、J2のチームが決勝に残るのも天皇杯史上初、J2同士の決勝戦も史上初という、なんともJ2のチームを勇気付けるカードとなりました。

一緒に観戦していた皆さんから、元日の国立一緒に応援しに行きましょう、10数年サポーターをやっているけれど、こんなことは後にも先にも無いから行かないと後悔しますよ、などなど勧められました。一緒に帰省してくれる彼女や待っていてくれる両親、時間を合わせて帰省してくれる兄弟など各方面の調整が必要でしたが、大晦日に帰省する予定を急遽変更し、元日応援してから帰省することにしました。
その後いったん家に戻って年賀状を書く時間もなく広島カープ忘年会で盛り上がってしまい、結局昼12時半から夜1時までいるという羽目になってしまいました。(30分じゃないですよ。計算してみてください。)

12月30日。前日に続いて、フットボールフェスタ@みつるちゃんに行きました。こちらも前日の勝利に酔いしれて総勢55人が集まったそうです。前日の28人のほぼ2倍。やっぱり強いチームは違いますね、と自虐的になりそうですが、28人でもすごい盛り上がりでしたから。優勝から遠ざかっているという意味ではカープファンの方がより渇望していますので、カープの優勝がかかった試合で集まるってことになれば、否CS出場が決まっただけでもビールかけが始まるくらい乱れる可能性はあります。

この日は夕方5時から夜2時まで品行方正に過ごしました。むむむ二日で20時間越えとは。。よい子はまねしないでね。

さて、元日。ついに決戦のときです。
9時半開門と聞いていましたので、彼女と9時に外苑前で待ち合わせ。終わらない年賀状を持参して、ベローチェで残り3枚まで書き上げた後、代々木門の外の公園内にできた列に並びました。
国立競技場

どのくらいかかるのか不安でしたが、案外するすると列がはけていき、20分くらいで入れることに。そこでチケットをお願いしていたきららさんと合流、チケットをゲットしました。
入ってすぐのところにkwsm会長、たけちゃんもいて合流、席をとっていただいたすどうさんほかざっと30人くらいで観戦という感じでした。
10時半から女子の試合が始まりました。結局INAC神戸が3−0でアルビレックス新潟レディースを下し栄冠を勝ち取りました。
アルビレックスサポーター

FC東京サポのところにも、アルビレックス、INACの選手が挨拶に来て、エールを交換する風景はすばらしいと思いました。応援するチームは違えど、一緒にサッカーを愛する仲間をリスペクトしあう文化は野球にも欲しいところです。

さて、天皇杯ですが、14:00にキックオフです。時間がありますので、キックオフの前からいろいろ面白い企画をやってました。
試合前1
京都ビッグフラッグ
試合前2

マルマルモリモリの節にあわせて、「元旦 国立 勝ったら アジア♪ 青々 赤々 勝ったら 1億円♪」などと歌ったり、青赤のゲイラカイトを飛ばしたり、盛り上がります。
テレビ東京のFCTOKYO魂の番組に出ている、土屋さん、ジョナサン、ゆってぃもとラメガでいろいろ盛り上げてくれました。
東京側はこんなコレオグラフィ。青赤の中に白く12が浮かび上がります。われわれは青を挙げただけで、なんのこっちゃわかりませんでしたが。
http://www.jsgoal.jp/photo/00087900/00087917.html京都はこんな感じ。
コレオグラフィ京都

それから例のシニカルで相手を挑発するチャントもやっちゃいます。
「J1なんてラララらららラーラ♪」とか「俺たちJ1♪お前らJ2♪」など煽ります。
国歌斉唱の後にキックオフ。
前半13分に京都に先制されますが、すぐに今野のゴールで同点、森繁、ルーカスが決めて3−1で折り返しました。ゴール!!


後半もルーカスが追加点。京都も高校生久保のゴールで追いすがりますが、結局4−2で勝利。
天皇杯とイングランドサッカー協会から寄贈されたFAカップをゲットしました。
天皇杯

こういう歴史的な場面に立ち会えたのは、偶然とはいえ、日ごろからいろいろ交流しておいてよかったなと思いました。
来シーズンも足しげく味スタに通いたいと思います。

マネー・ボール

マネーボール (2011)

【監督】ベネット・ミラー
【出演】ブラッド・ピット / フィリップ・シーモア・ホフマン / ロビン・ライト / ジョナ・ヒル / ディミトリ・マーティン / クリス・ブラッドリー / スティーブン・ビショップ / ケリス・ドーシー


★★★★ [80点]「信念の貫き方」

アスレチックスのGMビリー・ビーンがセイバーメトリクス理論を用いて弱小チームを強くしていく過程を描いた作品である。
セイバーメトリクス理論とは各種統計を使い、年俸が安くても出塁率が高い選手を探し、登用することでチームを強くする考え方だ。
今はメジャーの球団で採用しているところも多いそうだが、長年低迷するカープを応援している身としては、見ておきたい映画である。

この理論と出会ったビリーは、早速理論に精通しているイェール大卒の若者を他球団から引き抜き2人3脚でチーム作りを進める。
しかし、肩を壊したキャッチャーや年齢の高い選手、素行の悪い選手たちをトレードで獲得していくビリーに対して、ほかの球団関係者は訝り、監督はそういった選手を起用しない。
最初は起用方法についてビリーと監督に共通理解がなく、チームも首位シアトルからどんどん離されていった。
マスコミからもビリーの考え方に疑問が投げかけられ、コテンパンに叩かれる始末。
しかし彼は曲げなかった。

ロッカールームで負けてへらへらしている選手たちに喝を入れ、結果の出ない選手は解雇したりトレードに出した。
また、新人王目前の優秀な選手をトレードに出してまで、理論に忠実に選手を起用するよう監督に仕向けた。何度使えと言っても聞かなかった監督も負けに慣れていた選手たちもそこで腹が決まったのかもしれない。
そこからアスレチックスは快進撃を始める。
なんと連勝につぐ連勝を続け首位マリナーズを追い抜き、なんと20連勝を達成してしまう。

しかし20連勝目はほろ苦い勝利だった。
11−0から同点に追いつかれる悪夢。
そう、スポーツはモメンタム(流れ、勢い)があるのだ。アメフトなどでもこの言葉が用いられるが、マージャンなんかでもそうだ。余裕をかまして当たり牌を見逃してると痛い目にあう。
薄氷を踏む勝利ではあるが、理論で起用した選手が活躍し勝利する。

その2002年のチャンピオンシップにアスレチックスは出場するが、前年に引き続き敗れてしまう。
後少しのところまで来たのに。
ビリーには悲運が付きまとう。
メジャーリーグのドラフトに1位指名されスタンフォードの奨学生を蹴って入団したが、期待された活躍はできなかった。
理論に基づく球団運営でチームは快進撃を遂げたがワールドシリーズを制覇することはできなかった。
また翌年、この活躍を知ったレッドソックスから史上最高額の年俸でGMオファーを受けたが、金で自分の信念を曲げることは2度としないといって球団を移らなかった。FAでカープを去った新井に対して球団に残った緒方が言った「愛着という言葉はチームを出て行く人間は口にしてはいけない。チームに残る選択をしたやつが初めて口にできるもの。」というコメントを思い出さずにはいられなかった。緒方も信念の男と言ってよいだろう。

また、先日なくなられた西本幸雄監督を思い出さずにはいられなかった。いわずと知れた弱小チームの阪急、近鉄を強くした名将である。
江夏の21球もいうまでもないが、あの時カープは追い詰められていた。1点差で勝ってはいたがノーアウト満塁の絶体絶命だった。そこまで追い詰めていても佐々木恭介の三振に動揺し、石渡にスクイズを命じる。その結果は。。。
信念を貫くのは難しい。元ソニー会長の出井さんも自らの著書の中で、考えは正しくてもそのとおり執行できなかったことを悔やむ一文があった。世界的な企業を経営する人でも迷うのだ。
理論だけでなく、実行力が大事なのだろう。

ビリーは理論を貫き、必要なトレードならその場で他球団に電話し交渉し、選手を獲得していった。必要な予算がなければ、有望な選手でもトレードに出し、必要な予算を集めて選手を獲得した。球団運営にはそのような手腕が求められるのだろうと思った。否、人生のさまざまな局面において、自分の考えと行動をすり合わせることが大事なのだと思った。

主人公ビリー・ビーンをブラッド・ピットが演じている。彼が持っているさわやかさ、明るさは、有無を言わさず人を解雇したり、トレードしたりともするとウエットになりそうなこの映画を明るくからっとしたものにしている。また、理論を曲げず情熱的に行動する一面だけでなく、チームが勝てず一人ぼっちの球場や車の中で見せるさびしそうな顔、負けが込んで落ち込んでないか心配している娘の前で見せる空元気な顔、さまざまな顔をうまく演じていると思った。


Posted by むろじん on 2011/12/23 with ぴあ映画生活

トーキョー ワッショイ!

クラブワールドカップで、カタールのアルサッドや柏レイソルが戦っているのをTVで見ながら、立飲処みつるちゃんで借りた「トーキョー ワッショイ!」を読了しました。

この本はFC東京の99年から04年のナビスコカップ制覇まで、著者の後藤さんが観戦したその体験談がつづられています。
J1発足からあるチームとは違うし、東京ガスの企業チームが前身なので、どこかの大企業がついているビッククラブとは違って地味な印象のFC東京ですが、実際に試合を観戦してみて、とても共感、親近感を持っていましたが、読んでみてその思いがますます強くなりました。

敵との対立をあおるシニカルでにやりとするチャント、首都のチームなのに漂う地味さ、華麗なパスサッカーではなく泥臭く走って走って勝利を手にする部活サッカー、アマラオとルーカスというブラジル人プレーヤーに恵まれたことなど、とても魅力的なチームだと思います。
みつるちゃんでよく一緒になるkwsm会長と話しますが、広島カープとの共通点がいろいろあって、ファンのメンタリティもよく似ている気がします。
地味、泥臭い、地域密着などなど。

来シーズンはJ1に復帰しますが、今シーズン復帰後即優勝してクラブワールドカップに出ている柏の試合を見て、来シーズンはFC東京をこの舞台で応援したい!という気持ちになりました。
また、今日の北中米王者モンテレイ戦でも活躍した増嶋竜也選手、栗澤僚一選手はFC東京にいた選手です。
みつるちゃんに通い始めて偶然FC東京のにわかファンになったのですが、必然のような感じもしてきました。

天皇杯もチェックして正しく青赤に染まって生きたいと思います。

後藤さんも書いてましたが、ベッカムかぶれの日本のマスコミに批判的な部分はとても共感するところでした。
今ならさしずめメッシでしょうか。
どこぞの国のスーパースターを崇め奉るんではなくて、Jをしっかりと報道してもらいたいと思います。

ボニッシモ!みつるちゃんのイタリアン!

少し前になりますが、先月24日から一週間、立飲処みつるちゃんイタリアンウィークが開催されていました。
たまたま月曜から日曜まで7日連続で通ったので、写真がたくさん手元にあります。

一人で持っててももったいないので、皆さんにお見せしちゃいます。
このレパートリーの豊富さにみなさん刮目してください!味も最高ー!ボニッシモですよ!

パンチェッタきのこ
パンチェッタきのこ

鶏の昆布じめ
鶏の昆布じめ

自家製ベーコンブロック
自家製ベーコンブロック

ギネス
ギネス

ぺペロンチーノ
ぺペロンチーノ

ワイン
ワイン

マッカラン
マッカラン

ナポリタン
ナポリタン

牛スジのハヤシ
牛スジのハヤシ

スモークチーズ
スモークチーズ

いわしのコンフィ
いわしのコンフィ

ししゃものエスカベッシュ
ししゃものエスカベッシュ

もつのトマト煮
もつトマト煮

ガーリックトーストのもと
ガーリックトーストのもと

ガーリックトースト
ガリトー

サラダ
サラダ

自家製ベーコン
ベーコン

自家製生ハム
生ハム

生ハムのぺペロンチーノ
生ハムのぺペロンチーノ

エスカベッシュ
エスカベッシュ

トマト
トマト

イタリアンステーキ
イタリアンステーキ

トマトとスモークチーズのパスタ
トマトとスモークチーズのパスタ

3点盛り
3点盛り

シーフードピザ
ピザ

ボンゴレ
ボンゴレ

豚トロ
豚トロ

以上、絶品イタリアンたちでした!

FC東京観戦したよ

立飲処みつるちゃんにはカープファンとFC東京ファンが集います。
以前からお誘いを受けていましたが、先月30日と今月12日に味スタに観戦に行ってまいりました!

FC東京は年間チケット購入者をソシオというんですね。
このあたりはFCバルセロナみたいで、シンパシーを感じていました。
ソシオの会員の方は同伴者を招待できるようで、そのチケットで観戦することができました。

10月30日の試合は、なんと東京ヴェルディとの東京ダービー。熱い試合になりそうでわくわくしながらスタジアムに向かいました。
前日はみつるちゃんの2年+1ヶ月のお祝いでしこたま飲んで二日酔い気味でしたが、飛田給の駅を降りるとそこは青赤の世界。徐々に期待が高まっていきます。
飛田給駅を降りてスタジアムに向かう

味スタは駅から歩いて5,6分というところでしょうか。ついにつきました。きれいなスタジアムです。
味スタ初見参

チケットを交換し、スタジアムに入ります。
席は自由席ですが、先に行った方に席を取っていただきました。ありがとうございます!
この日はブラジルデーで、ブラジル料理の屋台がいくつか出ていました。
私もチキンとビーフの飯をゲーット!食べながら試合開始を待ちます。
ブラジルデー

この日は東京ダービーだけあって、サポーターが半端ない数入っていました。
後で発表があったのですが、38,000人近い観客動員だったようです。青赤できれい!
すごいよFC東京サポ

青赤!

こちらはヴェルディサポ。緑と白ですね。
ヴェルディサポ

野球は何度か観戦していますが、サッカーをきちんと応援したことがなかったので、応援合戦も面白く見れました。
野球は相手チームに対するブーイングというのはあまり見ません。野次くらいでしょうか。
しかしサッカーは相手のスタメン紹介などのとき激しくブーイングしあいます。
最初は少しハラハラしましたが、こういう文化もあるのだと思い、自分でも楽しみました。
相手にも、自分のチームのふがいないプレーにも、レフェリーのジャッジに不服なときも。サポーターが12人目のチームメイトだと言われるゆえんがわかったような気がしました。サポーターも試合に参加しているんですね。ピッチにいないだけで。

さて、試合はルーカスの先制ゴールでFC東京がリードします。
ルーカスゴール!
ルーカスは6年ぶりにFC東京に戻ってきた選手。事前にインタビュー記事を読んでその人となりのすばらしさに感銘を受けていたので、ゴールして欲しいと思っていました。ゴールが見れてラッキーです。

しかしながら、後半にヴェルディに追いつかれてしまい、結局1−1でドロー。
悔しい結果でしたが、選手をスタンディングオベーションでたたえます。
試合終了

後半精彩を欠いた攻撃に少しどんよりしながら、スタジアムを後にしました。

でもサッカーをスタジアムで応援する楽しさは十分堪能しました。

というわけで、また11月12日の水戸ホーリーホック戦も観戦しちゃいました。
今度はぜひ勝ち試合を見たい。そう思いながらスタジアムに向かいました。
試合前にはキッズチアが元気に踊っていました。
こういうさまざまなイベントが企画されているのも楽しいものです。
私たちはキックオフ30分前ぐらいに着いたので行けなかったのですが、さまざまな屋台が出ている青赤横丁というイベントもやっていたようです。
キッズチア

さて、試合ですが、前半は押し気味に進めるものの、決定力不足で0−0で終了。
しかし後半3分、秀人が先制ゴールをあげます!
秀人先制!
ゴールが決まると合唱が始まります。カンプノウでFCバルセロナのゴールの瞬間感じた雰囲気と一緒でいい!
チームとサポーターが一体になる瞬間です。

その後も押しに押して、途中出場のセザーが2点目をゲーット!
セザーゴール!

この日は2−0で勝利!
初勝利をいただきました。

観戦後みつるちゃんでお酒と食事をサポのみなさんと楽しみました。
勝ちゲームの後はおいしいね!

南蛮美術とTPP

サントリー美術館で開催されている「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」を見に行きました。
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol05/program.html
桃山時代にポルトガルやスペインとの交易により花開いた南蛮美術の作品が数多く展示されていました。

南蛮渡来人や彼らが乗ってきた船を描いた絵、17世紀当時の世界地図(オーストラリアの当たりがいい加減でしたがほかは割と正確に描かれていました)、ヨーロッパ人の生活風土を描いた絵などのほかに、キリスト教にかかわる絵や工芸品もありました。
漆塗りで螺鈿を貼った聖龕(せいがん)、ロザリオ、指輪などのほかに、ザビエルの肖像(教科書に載ってそうなやつ)、真鍮製の踏み絵、長崎大殉教図などもありました。

真鍮製の踏み絵は、立体的に作られていたものの、表面はかなり磨り減っていました。
多くの人がそれを踏んだためでしょう。
長崎大殉教図は、元和8年(1622年)に55人が火炙りと斬首で処刑された事件を描いたものです。イタリア内務省 宗教建造物基金が所有していると資料に書かれてあるので、日本で見る機会はあまりない作品かもしれません。
非常にショックを受けました。

織田信長の時代は南蛮文化を積極的に取り入れ交易を促進する方向でしたが、豊臣秀吉の時代になり、最初は小西行長などを登用していましたが、徐々にキリシタンへの弾圧を強め、処刑などが始まります。為政者はキリスト教が説く平等主義がわずらわしかったのでしょうね。士農工商の時代でしたから。
この当たりは、遠藤周作の「鉄の首枷」を読むと詳しく書いていますね。

江戸時代になり、徳川幕府は鎖国という形をとり、国外の交易は長崎の出島でオランダとだけ、という形をとっていきます。
鎖国は幕末にペリーが来るまで続いたものの、その後江戸幕府は安政5年(1858年)に関税自主権のない日米修好通商条約を結ぶことになります。
その後明治政府が富国強兵を推進し、清国との戦いに勝利して不平等な条約は解消されましたが、その後も日本は軍国主義の道を突き進み、第2次世界大戦で敗戦を迎える。。そして今日本政府はTPPへの参加を進めるか否かで喧々諤々やっている。。。
そんなことを思いながら、絵を見ていました。

国を開くのか、閉じるのか。
TPP反対という農業者、漁業者もいるでしょう。それらを代表する政治家もいます。
しかし時代はもっと残酷だと思います。
今の大学生たちは、急に外国人新卒採用を拡大した企業が増えていることに困惑しているに違いありません。
社会経験もないまま国際競争にさらされています。そこには保護政策はまったくありません。受かるか落ちるか、人生の岐路に武器を持たないまま立たされている若者たち。今の若者たちはチャレンジ精神がない、内向きだと批判するのは簡単です。でも本当に内向きなのは、だれなのか。
いつまでも国内で閉じて甘い補助金で生きながらえることを正とする考え方があるとすれば、今の学生たちに対してどうやってそれを説明できるのでしょうか。

大日本人

大日本人大日本人 (2007)

【監督】
【出演】松本人志 / 竹内力 / UA / 神木隆之介 / 板尾創路


★★★ [60点]「ヒーローが生まれない時代の空気感」

この映画の主人公は獣を倒して人々が暮らす町を救っている。が、一般人にはまったく感謝されずに、駄目だしをされ酷評される。
それを見ていて、日本の政治家に対する一般国民のコメントととても似ているように感じた。

この映画ではいわゆるヒーローものに登場するヒーローとは一線を画している。かっこよくないし、敵である獣もどこか生身の人間感を残している。
敵も人間くさいし、ヒーローも人間くさい。
ヒーローがスポンサーの広告を隠さないようにと気を使ったばかりに、獣にやられたりする。悲しいまでに人間的ではないか。
敵が異形のモンスターで、ヒーローはかっこよいイケメンなんてわかりやすい構造はこの映画にはない。だからこそ、非常にリアリティがあるのではないだろうか。全面的な悪、全面的な善などというものがこの世にあるのか、と疑問を投げかけられているようにも思う。

たとえばアメリカが善でイラクが悪だというのはわかりやすい。しかし先制攻撃したアメリカが主張した大量破壊兵器は結局見つからなかった。
イラク国民から見れば悪はどちらか。言わずもがなである。

世の中にはびこるわかりやすさ、私たちはその構図に縛られがちだが、そこに潜む危うさも伝えようとしているのではなかろうか。

また、政治家も含めて権威が失墜している時代でもある。昔は政治家も弁護士も検察もマスコミも知識人であり、だれも彼らを疑う余地はなかった。しかし、政治家も弁護士も検察もマスコミも不祥事があったりして昔のように無邪気に信頼することができない時代になっている。
私はつねづねヒーローが生まれる素地として、フォロワーシップが大事だと思っている。が、この国ではことさら権威を攻撃するのが知識人の態度だという意識が強すぎるマスコミやコメンテーターが視聴者に不信感を植え付け、フォロワーシップを育ちにくくさせているような気がしてならない。生身の人間は少々ミスも犯すかもしれない。それも許されない潔癖症な不寛容な国民ばかりになってしまうとしたら、ヒーローが生まれないだけでなく、とても生きづらい不幸な時代をわれわれは生きていくことになるのかもしれない。


Posted by むろじん on 2011/11/08 with ぴあ映画生活

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